特別支援学級の担任(特担)ってどんな1日を過ごすの?何をしているのか、あんまりイメージができないなあ。
私も学級担任をしていた時、同じ学校にいたのに分からないことも多かったよ。でも知っていたら力を合わせられることがある。だから全教員に知っておいてほしい。
もっと詳しく知りたい!という方はこちら!
【まとめ】特別支援学級担任の仕事大全【1年間を見通す10のトピック】の記事を読んでみて下さい!
特別支援学級担任の1日の仕事の流れ
7時半 車で通勤
私は5時に起きて、本を読んだり文章を書いたりするのが日課。
6時半に家を出て、学校で仕事をしていた時期もありました。
現在はだいたい7時~7時半ごろに家を出ています。
車での通勤の間にもルーティンがあります。
①自分にあいさつ
②深呼吸しながら息を整える(体調確認)
③今日の1日の予定を声に出しながら確認
④授業、保護者との懇談、研修など、気になることがあればリハーサルする
・朝に読んだ本で考えたことを声に出して話す
・気になってるテーマのYouTubeを聞く
・気分に合わせて音楽を流す
1日の生産性を高めたり、楽しんだりするためのルーティンだよ!
8時前 学校に到着
持ってきている荷物は、タブレットと水筒のみ。
1分で準備をして、子どもの登校を迎えます。
持ち物少ない方が時間かからなさそう!
8時 子どもの登校を正門で迎える
私の担当児童は、教室まで1人でたどり着けるので、正門で子どもたちを迎えます。
理由は3つ
①全校児童の様子を知るため
全校児童の様子を見たり、コミュニケーションをとったりして、元気のない子や遅れてくる子、休みがちな子、気になる子たちを観察します。場合によっては、担当する先生に気になる子どものことを伝えます。
②保護者とつながるため
一緒に子どもたちと歩いて学校に来てくださる保護者の方がいます。あいさつや世間話をします。
③地域の人とつながるため
地域のボランティアの人や、見回りをしている警察官、犬の散歩をしている方、登校途中の中高生など、話を聞くと外からの学校の様子を知る機会になります。
本当は8時25分が出勤時間。だから強制はされないよ!
私は個人的にしてるだけ~
8時半 朝の準備
この時間はやることがいっぱいです。
・子どもの健康観察
・提出物のチェック
・連絡帳のチェック(できたら返事)
・宿題のチェック&直し
・明日までの宿題を配布
・体育がある場合は、着替えのサポート
毎日バタバタしてる!
8時40分~12時半 授業と休み時間
授業は、教科によって交流学級と特別支援学級それぞれで行うため、移動が多いです。
休み時間は、児童の様子を観察したり、一緒に遊んで仲間の関係性を維持したりします。
その個に合わせるので、必ずではありませんが、その様子から自立活動(授業)の内容を考えることもあります。
12時半 給食・そうじ
交流学級に入ることが多く、当番活動のサポートをします。
時間があれば、連絡帳の返事や授業や児童の様子の記録を書きます。
ここで一息・・・つけずに結局マッハで仕事してる
14時 午後の授業
けっこう集中力切れている子が多い(笑)
体を動かしたり、好きな活動を午後に入れ込むようにしています。
時間割の工夫もいるんだねえ
15時半 児童ら下校
保護者やデイサービスのお迎えが来ることもあるので、1日の出来事をお話します。
学年や支援の先生たちと雑談や相談もここですることが多いです。
さて、定時退勤を目指してここからが集中モード!
ここから休憩時間をとってもいいんだけど、定時に帰れなくなっちゃうんだよね
16時 鬼の仕事モード
この1時間は、結局自分の時間として使えないことが多いです。
・職員会議
・研修
・電話連絡
・校務分掌の提案文書作成
・学年通信、校内通信、支援通信の作成
・支援、学年、部会の打ち合わせ
・行事の打ち合わせ
・出張準備 などなどなど
帰れないじゃん・・・
だから明日の授業や宿題の準備、丸つけ等は、基本的に子どもたちがいる時間にするよ・・・
17時 退勤(だったらいいのにね)
どれだけ無駄を減らし、生産性を高めるかが勝負どころ。
それでも仕事は降り注いでくるから、なかなか17時には帰れない。
私は17時半ごろには帰れるようにしています。
私はいつも19時過ぎる・・・
時期によっては、私も20時を超えることもある
余裕のある働き方を目指すためには
放課後は予定通り、仕事を進めることが難しい。
だから丸つけや評価、教材研究や授業準備などは、子どもたちがいる時間に終わらせる必要があります。
そんな時に役立つのがアイテムです。
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