【感覚過敏】マスクがつけられらない人への理解【コロナ差別】

先生
きぬ先生
きぬ先生

マスクがつけられない子がいるんだけど、感染対策いじめ予防どうしよう・・・

ハリー先生
ハリー先生

コロナのことがあるから、適切な知識と配慮が必要だね

この記事を読むと分かること

マスクがつけられない理由

マスクがつけられない子への配慮(感染対策)

周囲への理解の働きかけ方

きぬ先生
きぬ先生

おねがいしまーす!

マスクがつけられない理由 「感覚過敏」

「わがままではなく、理由があります」

マスクをつけたくてもつけれない理由の1つは、感覚過敏

人によって受け取る感覚に違いがあるのですが、マスクが顔に触れる感覚、耳にひもをかける感覚が、どうしてもガマンできない人がいます。

きぬ先生
きぬ先生

私は黒板の「きぃ~↑↑」っていう高いや、爪と指の間に何か入る感覚が大嫌い!!!

そんな感じ??

ハリー先生
ハリー先生

そうだね。だから自分の感覚を押し付けないように気をつけないと。

マスクがつけらない人への配慮

強制しない

「発達上の障害や他の障害、またはマスク着用に支障をきたす可能性のある特定の健康状態をもつ子どもに対しては、マスクの使用を強制するべきではない」「フェイスシールドなどのマスク着用に代わる選択肢を与えるべき」

厚生労働省HP

厚生労働省でも、マスク着用について触れています。しかし「マスクをつけないこと」へのハードルが確かにあるので、「マスクをつけなくてもいい!」と容認するだけでなく、配慮が必要となります。

他の感染予防の方法を考える

「マスク以外の方法で、できるだけ気を付ける」

この意識がないと、クラスターの可能性が高まったり、周囲からは「あいつだけズルい」と思われたりする可能性があります。したがって以下のことを試してみましょう。

・換気

・こまめな手洗いうがい

・人との距離をとる

・デスクシールド

・フェイスシールド

・咳やくしゃみ等のエチケット

・せんすマスク

周囲への理解

コロナ感染に不安を感じている保護者や子どもは多いです。したがって感染予防の意識が高まります。

学校でも、「マスクの正しいつけ方」「マスク着用の注意喚起」を行っています。しかし過度になると、マスク警察が現れます。

きぬ先生
きぬ先生

「マスクつけろよ!」ってすぐ言う子いるよ。

また、マスクをつけていないのは「わがままだ」「無理にでも練習させた方がいい」という意見も、世の中にはあるようです。確かにマスクが苦手で、息苦しくなったり、肌が荒れたりしながらもつけている人にとっては、「ずるい」という思いが出てくるのも頷けます。

きぬ先生
きぬ先生

だからこそ、感覚過敏などの適切な情報を伝えるのが大事なんだね。

ハリー先生
ハリー先生

それだけでなく、「正しさ」について考えることもね。

 

【正しさの方法を考え合おう】

感染予防の(命を守る)ためにマスクをつけること

マスクを着けられない人を受容すること

 これらは両方正しいです。でも、正しいからと言って相手を攻撃して良い理由にはなりません。それぞれの状況を知り、その上で「感染予防として私には何ができるか」を、聞いた知識を盲信するのではなく、個人レベルで考えるといいですね。

オススメグッズ

感覚過敏バッジ

きぬ先生
きぬ先生

周囲の人に知ってもらうための物だね!

フェイスシールド

ハリー先生
ハリー先生

マスクがつけられない理由で、息苦しさやマスクのチクチクがあるんだ。

そういう方にはこちら!

デスクシールド

きぬ先生
きぬ先生

設置だけで済むから、感覚的には楽になりそう!

せんすマスク

きぬ先生
きぬ先生

おしゃれ!中学生社長さんが考えたんだって!

感覚過敏に関する絵本 周囲理解

きぬ先生
きぬ先生

言葉ではなくて、絵の感じで感覚を表してるのがすごい!

教室に置いておきたいかも!

プロフィール
この記事を書いた人
ハリー先生

現役小学校教師(特別支援教育コーディネーター)
特別支援学級担任1年目のきぬ先生の悩みを解決していきます!

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